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検査のタイミングとは

[2023.05.02]

性病検査のタイミング

「性病検査は症状があればやればいいんじゃないの?」と考える方は多いのではないのでしょうか。
実は、それ以外にも性病検査を受けた方がいいタイミングというものがあります。
性病検査を受けた方がいいタイミングは以下の5つです。

・妊活する前
・新しいパートナーと性交渉する前、した後
・パートナーや性交渉を行った相手が性病にかかっていた時
・性風俗業の方やパートナー以外と性交渉をした後
・性風俗業のお仕事をしている人

なぜこのタイミングがおすすめなのか解説します。

 

妊活する前

妊娠中に性病が発覚した場合、種類によっては薬が使えない場合や妊娠を諦めなくてはいけないことがあります。また、胎児に感染してしまうと重篤な障害を引き起こしてしまうことがあるため、妊活前の検査は非常に重要です。

新しいパートナーと性交渉する前、した後

新しいパートナーと性交渉する前に一度チェックしておくと相手への感染予防になります。
また、事前に相手に性病があるかないかを確かめることができれば一番なのですが、なかなかそうはいかないと思います。ですので、新しいパートナーと性交渉した後に検査を受けるのもいいでしょう。

パートナーや性交渉を行った相手が性病にかかっていた時

もし性交渉を行った相手が性病にかかっていたときは、自分に症状がなくても感染していることがあります。この場合も検査を受けるほうがいいでしょう。

性風俗業のお仕事をしている人
性風俗業の方やパートナー以外と性交渉をした後

性風俗業の方は不特定多数の方と接点があるため、感染リスクは非常に高くなります。性風俗業に従事している方や、そういった方と性交渉した場合は無症状でも検査を受けたほうがいいでしょう。
決まったパートナー以外と性交渉した場合も、相手が他に性交渉を行った相手がいることもあるため、同様の理由で感染リスクが高いと考え検査を受けるほうがよいでしょう。

まとめ

このように、性病の中には非常に怖い病気に繋がったり、感染する機会が実は身近にある場合があります。
性病検査を受ける5つのタイミングをしっかりおさえておけば、万が一感染していたとしても早期発見・早期治療することが可能です。微量採血なら病院に行く手間や負担を減らすこともできるので、積極的に活用してみてください。

 

著作:野口 哲央(ノグチ テツオ)先生

略歴:昭和大学卒業し現在昭和大学江東豊州病院で勤務中

資格:日本泌尿器科額認定専門医、日本医事認定産業医、da Vinici Certificate(ロボット支援手術施行資格)、厚生労働省指定オンライン診療研修・緊急避妊薬にかかるオンライン診療研修終了

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