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オンライン診療の夜明け

[2023.02.09]
 
皆様の多くは、オンライン診療という名前は
「聞いたことはあるが、利用した事は無い。」とか、

「よく知らない」とおっしゃられる方が殆どかと思います。

しかし、海外ではもはや一般的な医療といっていい程にまで急成長しております。
『ラドック・ヘルス』という会社ご存知ですか?ニューヨーク証券取引所に上場している世界最大規模のオンライン診療サービスプロバイダーで、ほとんどのアメリカ人のスマートフォンやパソコンにダウンロードされているといっても過言ではないとまで言われており、「オンライン診療のAmazon」と呼ばれています。
また、お隣の中国では、中国最大のオンライン診療アプリPing An Good Doctorの登録者数は2019年9月時点で3億人を超え、ネット利用者の3人に1人が登録していました。それまで全額自己負担だった民間企業のオンライン診療サービスも保険適用されるようになりました。この改定により、利用者が急拡大し、前述のPing An Good Doctorの利用者は現在までで延べ11.1億人まで増加しています。
 

ヨーロッパはどうでしょうか? 

ヨーロッパでは、コロナ前からへき地の医療従事者不足や高齢化による医療費の増大などの解決の一助として遠隔診療に期待が集まっていました。

特にイギリスでは、原則無料の国民保健サービス(NHS)が利用できる一方、医療予算圧迫が問題となっており、それを抑制するため、以前よりNHSの医療機関でオンライン診療導入が求められていました。

新型コロナ感染症拡大を受け、NHSは2020年3月上旬からオンライン診療への切り替えやオンライン診療導入拡大の支援要請、医療従事者同士のオンライン連携などを要請しました。
それにより、オンライン医療システムeConsult上での診療は、2020年2月以降は1日平均約1万2000件に急増しました。
ロンドンには、診療行為の99%をオンラインに移行した医療機関もあるそうです。
 
アメリカ、中国、ヨーロッパ、と、世界中で爆発的に普及が進むオンライン診療。
残念ながら我が国ではまだまだあまり知られていないし、利用者数もごくわずか、というのが現状です。
 

しかし、日本でも、オネストLクリニックをはじめ、さまざまな医療機関がオンライン診療に取り組んでおります。
急な発熱で、病院に行くのがしんどい、とか、待ち時間が耐えられない、とかという場合でも、オンライン診療なら、自宅にいながら、ベットの中からでもスマホひとつで医師の診断が受けられ、お薬も自宅まで郵送してもらえます。

地域によっては、バイク便で1時間以内に届けてもらうことも可能です。発熱でしんどいときに、自分で病院に行って、長時間待って、診察を受け、
今度は調剤薬局に処方箋を持って行って・・・という手間が一切ありません。

また、女性の方などで、緊急避妊薬や、低用量ピルを婦人科に通院してもらいに行くのが抵抗がある、とおっしゃられる方もご安心ください。
オンライン診療では女性医師が担当している時間帯も多いです。

一度でも利用すれば、その利便性の高さにきっと驚くと同時に、ご満足いただけるものと思います。

私たちオンライン診療に携わる医師も、日本でオンライン診療を普及すべく、患者様の満足度をあげるよう、スタッフ一丸となって、日々努力をいたしております。

スマホでポチッとするその勇気が、あなたの貴重な人生の中で、避けて通れなかった「通院の時間と労力」を大幅に削減することにつながります。

今流行りの「タイパ(タイム・パフォーマンス)」は抜群です。

スマホの向こう側では、医師が全力であなたの診察にあたらせていただきます。
是非、一度試してみてください。職員一同、心からお待ち申し上げております。
 

 

 
著作:濱崎 弥生(ハマザキ ヤヨイ)先生

岐阜大学医学部卒業
医学博士号(内分泌代謝)
日本医師会認定産業医
日本保険医学会認定医
社会医医学会専門医協会指導医


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